占い師さんがオンラインサロンをやった方が良いかどうかは、その個性によるところが大きいです。
オンラインサロンは様々な形がありますが、儲けようとして参加者がお金の顔に見えているなら止めた方が良いです。
確かにオンラインサロンはコロナの現状から考えると、良いコミュニケーションの場になりますし、収入源の一つになります。
でも、オンラインサロンも含め、ネットで何かをやるときに「儲けよう」としたら、上手くいかないか続かない印象が強いです。
一時的に儲かっても(大抵は儲からない)、5年10年と続けられないです。
この理由は参加者が「主催者が儲けようとしてるな」って気がつくからです。
会社規模でオンラインサロンに参入しているなら、出演者をオブラートに包むので、貢いでいるように感じつつも、そこには楽しさもあり、許容されることがあります。
でも、個人でオンラインサロンをやるとなると、知らない間に消えていきます。
オンラインサロンに限らず、メルマガも同様で「稼ぐ」に主体を置くと上手くいきにくいです。
儲け第一になると、如何にしてお金を集めようかと考え始め、ユーザーの顔がお金になっていきます。
そもそもブログもオンラインサロンも立ち位置は「読み手(参加者)に役立てて欲しい」です。
占いで自立するためにネット集客をしたいよりも上位にくる想いです。
稼ぐことを否定するつもりはなく、稼ぐのは大事だけど、稼ぐ事だけならネットで集客なんてしないで、就職したりアルバイトをした方がマシです。(ストレスも少なく定収入になる)
これらを踏まえた上でネットを使うことを考えたとき、オンラインサロンを開設することで形に出来るモノがあるかどうかです。
それがある占い師さんにとってオンラインサロンは開設する意味がありますし、オンラインサロンを通して収益が可能となります。
オンラインサロンのメリットは上でお話をしたように、主催者との距離が近いことです。
自分と距離を近くしたい人のためにオンラインサロンは有効なツールです。
距離が近いのですから、自分の想いを伝えやすく出来ます。
占い師が開設するオンラインサロンですから、講座などをメインにするかもしれませんし、占いの情報に関して本当のところを知って貰い、身を守って欲しいと願う場になるかもしれません。
間違っても開運グッズを押し売りしたり、あの手この手でお金を払わせるような場ではないです。
「お金を払ってまでお近づきになろうとしてくれる人」に対して、こちら側が何が出来るかです。
お金を払ってまでお近づきになった人をカモにすれば、自分の心が病むのは当然です。
占い業界はこれをやりやすいので、気をつけてます。
どうしたら良いか分からず何とかしたい人に、「もっともっと支払って」となれば、巡り巡ってくるのはしょうがないです。
オンラインサロンは「ファン」のための場として理解すると腹落ちします。
あなたと一緒に居たい人の場を提供したい想いがあれば、穏やかなオンラインサロンを形成出来ます。