ネットに作り出した物は全部を活用するのが理想ですが、何も考えずに作ったら後が大変です。
今回のお話は、ネットの集客を本気でやるならこの辺まではやった方が良いというお話です。
ただし、個人レベルのお話です。
占い師さんがネットで集客するとなったらブログとホームページが基本で、ツイッターやフェイスブック、InstagramなどのSNSがサブ、更に、メルマガ(まぐまぐや独自配信)やLINE配信といったところが、全体像となります。
リアル店舗を持っていたり、対面鑑定が多い人は、これに加えてリアルの宣伝活動がありますし、リアルで攻めていきながらネットで集客をした方が効果的です。
コロナの影響を受けるので対面は何かと意識的に難しい一面があるので、ネットを中心に話を進めます。
ネット活用に特化するとそれぞれをどう使うか
ネットに特化した場合、上に書いたそれぞれの媒体をどうやって利用するかがポイントになります。
とりあえずホームページは作るだけ作っておきます。
ブログはがんばって毎日更新します。
ブログに書いたことをツイッターやフェイスブックに連携させてつぶやきつつ、それらのまとめをメルマガやLINEで配信するか、ツイッターやフェイスブックで拡散していく感じです。
これをネットで集客するという点に絞って考えると70点です。
これに加えて、それぞれの連携をうまくとっていくと効果が高まります。
相互に連携をとるためにネットの作業目的を明確にします
ネットの作業目的は「鑑定の依頼」であったり「イベントの宣伝」であったり、そういうことが到達点というのは分かってます。
そして、ブログやホームページ、ツイッターやメルマガにはそれぞれ書いていると思います。
でもそれは連携しているのではなくて、重複した作業をそれぞれにやらせているだけの事が多いです。
ネットの世界で重要になるのは「1つの媒体にたくさんの役割を持たせない」ということです。
これ重要になります。
たとえばこういうことです。
ブログ→自己ブランディング(要するに自分を知って貰うための情報発信であり検索で見つけて貰うための媒体)
ツイッター・フェイスブック→営業活動(ツイッターの中の人とやりとりをすることで拡散力を持たせる。ツイッターもフェイスブックもブログなどとは連携させない)
メルマガ・LINE→突撃隊(自分に関心を持ってくれている読者に対して、占いに関する教育をしつつ、サービスを買って貰う直弾)
ホームページ→商品の紹介(ブログやツイッター、フェイスブックやメルマガなどに来てくれた人をサービス購入に誘導する。自己の信頼度を更に高める)
それぞれの媒体で役割が違います
鑑定料金や鑑定一覧などはブログ内にページを作っている人も多いです。
これでも良いのですが、大切なのは「わかりやすさ」です。
ブログにしろ、ホームページにしろ重要なのは、見た時に訪問者が行きたいところに行ける作りになっているかどうかです。
ブログはこれが難しいです。
出来ないことはないのですが、ブログの中に鑑定一覧なども盛り込んでしまうと、ごちゃごちゃした感じになることがあります。
訪問者に分かりやすい作りが大切
ごちゃごちゃしてしまうと作った人は分かるのですが、訪問者には分かりにくくなります。
それを避けるために、サイトとブログは切り分けておいた方が良いです。
それと、ツイッターなどのSNSですが、ブログと連携させるのはもったい無いです。
ブログと連携させて自動投稿にしても見てくれる人はいると思いますが、自動連携させている人は、これらSNSの扱いを勘違いしている可能性があります。
SNSは「コミュニケーションツール」(または拡散ツール)です。
少しの工夫で読みやすくなります
ブログ連携で「ブログが更新されました URL」というのは味気ないです。
自分を知っている人がそのツイートを見て、内容を見たくなる感じに投稿していくことも工夫の一つです。
ブログの投稿ではタイトルも重要ですが、ツイートもタイトルだと思ってください。
キャッチーなタイトルをつけてツイート出来れば、目にとまりやすくなります。
そして、自分のツイッターに関心を持って貰ったり、ブログを見て貰うきっかけにします。
フェイスブックも同様です。
SNSはきっかけの提供
こうやってソーシャルで中の人と交流しながら、自分のブログやサイトに誘導するわけです。
そして、自分のファンになって貰う事が出来ればなお良いです。
このためにもブログはコツコツ積み上げていった方が良いわけです。
次のステップとして最終的な到達点はホームページの鑑定一覧なりサービス一覧です。
全ての導線はここに到達すると思ってください。
ツイッターもその他のSNSもブログもホームページのその他のページもメルマガもです。
たった一つの事だけを達成するために、その他全ての媒体をアクセス導線にしているってことです。
規模が大きくなってもやることは同じ
ヤフーやグーグルの検索結果に広告を出すやり方もありますが、これも到達点は鑑定依頼です。
そのためにそれぞれに役割を持たせ、それぞれのセクションで集客をし、お客様を望む場所へ誘導するわけです。
それぞれの媒体がばらばらに動いたら、労力ばっかり掛かって疲れてしまいます。
だからこそ、ブログはどういう役割を持たせるのか、ツイッターは何のために使うのか、そういうことを明確に意識した上で作業をします。
そうじゃないと、作業が滞ったり、成果が思ったような感じにならなかった時に原因が分かりません。
原因を分かりやすくするためにも、明確なポジショニングと活用をすることです。
ネットを中心に本格的に作業をする場合は、これぐらいの全体像を知って作業が出来ると効率が良いですし、結果も出やすいです。