占いを有料で始めたばかりの人はもとより、ある程度占い業をやっていても悩むのが、占い・鑑定料金です。
ココナラの普及で1件500円という感覚も持つ人もいれば、1000円~3000円、あるいは1万~3万と様々です。
結論から先にお伝えしますと、鑑定料金はいくらでも構いません。
1000円でも10万円でも集客が出来るならOKです。
安い方が良いとか高い方が良いとかもありません。
自分にとって望ましい価格帯というのがあると思います。
感覚をもとにした価格帯は、簡単に言えば労力と希望の平均値です。
自分にとって簡単な鑑定だと思えば500円でも良いでしょうし、1000円でも良いです。
難しい手の掛かる鑑定だと思えば5千円でも1万円でも良いです。
占いの料金だけで集客出来ているわけでは無い
注意点はどの価格帯であっても申し込みがなければ、適性価格ではないということです。
このバランスを取るのが難しいので、私は低めの価格設定をオススメするようにしています。
自分の占いの価値付けはシビアに結果が出ます。
料金が高いと思われれば申込みはありませんし、リピートもありません。
料金が安いと思われれば申し込みがたくさん来る可能性がありますが、その分しんどいかもしれません。
料金が安くても申込みがないことだってあります。
無料占い・無料鑑定でも申込みがないケースはざらにあります。
参考:「アメブロで無料占いをやっても人が来ない理由」
これらの事から分かることは「占いは料金以外にも大切なことがある」ということです。
集客力で占いの料金が決まってくる
集客が出来ればその分いろいろな人を集めやすいので、料金設定も自由が効きます。
出来るだけ申し込みの多い価格帯を設定すれば良いからです。
私がネットで占いを始めたばかりの頃は無料スタートで半年ほど過ごし、その後1ヶ月1000円という料金にしてました。
自分の占いの価値と集客力を基準にした結果です。
有料鑑定をスタートした占い師さんは大きく2つの料金体系に分かれていく気がします。
一つはとにかく安い料金を維持する形
もう一つは労力と集客力に合わせて料金を上げていく形
大抵は両方を行ったり来たりしている事が多いです。
料金を安くすることで依頼減少を阻止しつつ、とにかく実績を積み重ねていくパターン
依頼の数が多くなって手に余ってきて、料金を少しずつ上げていくパターン
依頼の数は変わらないけれど、労力が増えたので料金を上げていくパターン
労力で料金を決め、占いを必要とする人に見つけて貰う
私が料金を決めるときは依頼の数よりも労力を考慮しています。
手間が掛かる分だけ料金も高い感じです。
このやり方をやると依頼の数が減少するようになります。
その分、占いをしたいと思えるような人が申し込まれるようになります。
料金の高さは依頼者の気持ちの本気度と比例しやすいです。
他の占い師さんの料金を参考にして自分の料金を決めることもあると思います。
あるいは他の占い師さんよりも安くする(高くする)ということもあると思います。
気をつけるポイントは「価格競争に参加しない」ことです。
安ければ安いほど良いと思っている人から申込みが来るようになると、他のもっと安いところが出てくればそこに行きます。
占いの料金が価格競争になると心が折れる
誰もが気持ちとして「安い方が良い」と思っているかもしれないです。
でも、望んだ物が手に入るなら価格よりも結果が重要と思う人もいます。
私はこちらを意識した方が良いと思っています。
望んだものは人それぞれ違いますが、それを想像し「こういうケースなら対応出来ます」ということをアピールしていきます。
最終的には占ってみないと分からないという世界ですが、依頼者と占い師がコラボする世界です。
こういう占いを提供出来る場合、価格競争は関係無くなります。
安いから占って貰いたいとかそういうのではなく、「この占い師さんに相談してみたい」と思って貰えます。
この場合、料金的に飲める範囲であれば、申込みをして貰えます。
悩んだ末に申し込まれる方が良い理由
安い方が良いけれど、でも、この価格なら申し込みたいと思える価格帯があります。
これを探すのは大変ですが、大抵は労力を金額になおすと近い料金が出てきます。
私の料金の決め方は初めてのお客さん用の金額ではありません。
初めてのお客さんの料金体系の場合、「安い」か「まあこんなものか」という金額じゃないと難しいです。
500円~3000円ぐらいです。
私のところに相談される方は、ブログの内容を何度も見直して、やっぱりお願いしたいという感じで依頼されます。
吟味して貰うためにもブログを更新し、占い師の人となりを知って貰う努力を繰り返しています。
結論として、占いの料金は高くても安くても問題ないということです。
大切な事は「その料金でも良いという人を集めるための情報発信」です。
そのためにブログを書いたり、SNSで発信したりする感じ。
ここを取り違えて料金は安い方が良いとかにならなければ大丈夫です。