占い師のための確定申告

とにかく初心者のためのヒント

占い師をしている人で確定申告をしている人はどれぐらいいるかな?と思っています。

基本的に占いでお金を貰っているなら確定申告はしておいた方が良いです。

「私は商売をしているわけじゃない」と言ったとしても、無料でやっているわけで無いなら収入が発生していますので、その収入を申告する必要があります。

ただし、規定の収入よりも低いなら申告義務はありません。

サラリーマンやOLなど給与所得者で占いをやって収入がある場合は、20万以下であれば申告義務はなかったと思います。

ただし、占いを商売としてやっている(副業でも同じ)なら、確定申告は必要になります。

これは収入が事業所得として取り扱われるので、開業届を税務署に出し、確定申告が必要な金額なら確定申告をします。

この辺は勘違いしやすいのですが、「私は商売をしているわけではない」と自分で思っていても実体上、商売になっている場合は、やはり事業として見なされる可能性が高くなることです。

これらのことから、収入の多い少ないは別にして、占いで収入を得るなら開業届は必要になると思っておいた方が、不安に振り回されなくて良いでしょう。

確定申告を出さなければいけないとなっても、基本的に今の生活(扶養に入っているなど)が大きく変わるケースは少ないです。

占いでばんばん儲けている人は開業届を出し、確定申告をしているはずですし、一定の収入に絞っているなら確定申告が必要かどうかも念頭に置いていると思います。

一番危ういというか不安が強くなるのは、自分はどうしたら良いだろうかと占いで売上が出始めた人だと思います。

このブログは何に関しても初心者の人向けなので、この確定申告についてもどうしようかと不安な初心者の方向けに書いています。

まず、開業届をした方が良いかですが、これは占いで収入を得るためにどの程度本気でやっているかに掛かってきます。

たまに依頼されたときに占いをして、その時々で寸志(数千円程度)を貰うような場合は、雑所得の可能性が高く、開業届を出すまでにいたらないのではと思います(でも、金額が一定を超えれば確定申告は必要)。

次に、占いの料金を決めていて、ブログやSNSで情報発信をしているようなケースは開業届を出した方が良いです。

これは本人の意識はどうであれ、れっきとした商売とみなされやすいです。

占いで得た収入は全て事業所得になります。

金額によっては確定申告が必要になります。

なお、ありがちな話ですが、開業届を出さず、確定申告していなければばれないだろうというのは、止めた方が良いと思います。

無意識に大丈夫と思って申告をしていない人もいると思いますが、何かの拍子に税務署から連絡が来て大変なことになりかねません。

言ってみればお金は稼いだけどネコババした話になるからです。

1月1日~12月31日までの売上(占いで得た収入)が数万円程度なら開業届だけ出しておいて、確定申告については金額的に申告不要なら必要は無いでしょう。

数十万円程度になると、その他の収入によっては税金が発生します。

本業があって副業でやっている人の場合は、確定申告が必要になることがあります。

本業があって占いを副業でやっている人でも、商売としてやっているわけじゃなくて、頼まれたときにやってるだけ、金額も自分で決めているわけじゃ無いような状況なら、開業届は不要かもしれません。

開業届にしろ確定申告にしろ、〇〇かもしれないと書いているのは、判断するのは税務署だからです。

税務署が必要と判断すれば、こちらが不要だと思っても必要になります。

私の場合は商売としてやろうと思っていましたので、最初から開業届を出し、最初の3年は自分で確定申告もしていました。

最初からそこまで決める事が出来ているなら迷いは少ないと思いますが、どうしようかと思っていると難しいと思います。

一番難しいのは、いつ開業届を出すのかと、いつから確定申告をするのかだと思います。

開業届を出した翌年から前年の収支のまとめとして確定申告が必要になります。

収入が発生し始めた頃を基準に確定申告の準備を進めていくとやりやすいです。

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